Macユーザーのひとりとして
先日Appleの創業者Steve Jobs氏が亡くなった。
思い起こせば、Macとの付き合いは今から22年くらい前、「Macintosh llci」を買ったのが始まりである。たしか60万円くらいしたと記憶している。
当時デザインツールとしてMacを導入するデザイン事務所はまだ少なく、使い方を聞くような者も周りにはいなく、使いこなすのに毎晩遅くまでさわっていたのを思い出す。
当時の「Macintosh llci」はカラーも256色しか表示せず、日本語Fontもまだ少なくて、DTPのツールというより、簡単に言えば“お絵描きツール”みたいな使い方から始めたものだ。
以来Mac一筋でグラフィックデザインの仕事をしてきた。
写真の仕事をするようになり、デジタルカメラをつかうようになった現在でも仕事はMacである。
これからももちろんMacだ。
Steve Jobs氏がいなかったら、私の仕事も変わっていたかも知れないと考えると、
あらためて彼の存在に感謝する次第である。
ご冥福を心よりお祈りいたします。
※Steve Jobs氏の写真はAppleのホームページより